Q1:できるだけ神経を抜かないほうがいいのはなぜですか?
A1:神経は歯の司令塔にあたる大切な役割を持ちますので、
生島歯科ではできるだけ神経を抜かないようにしています。
神経を抜くと次のような症状が現れて、歯の寿命が短くなります。
1.歯根破折を起こしやすくなる
2.歯髄からの警告信号(痛み)を感じなくなる
3.歯髄内圧がなくなるため、細菌が歯に侵入しやすくなる
4.歯が変色する
5.咬合力(噛む力)がかなり弱くなります。(厳密に言うと神経を取らなくても金属やプラスチックなどを詰めただけでも弱くなります。)
Q2:急に歯が痛くなったとき、どうすればいいですか?
A2:まず鎮痛剤を市販の物でいいので飲んでください。腫れも伴っていたら腫れ止めも飲んでください。それでもだめなら、大阪府歯科医師会で休日診療(午前10時〜午後4時まで)と夜間診療(午後9時〜午前3時まで)に電話して緊急治療をしてもらってください。
Q3:保険がきく治療ときかない治療があると聞きますが、保険ですべての治療ができますか?
A3:もちろんできます。
ただし、インプラントだけは保険外治療です。
健康な歯は自分の体重と同じぐらい噛めます。インプラントも同様です。しかし抜けた歯の両隣の歯を削ってかぶせるブリッジでは、かなり噛む力は弱くなります。 左右の顎の噛む力の差が大きくなれば顎が歪んでくるので、健康な歯はできるだけ削らない方法がいいでしょう。
差し歯やかぶせや詰め物も金属が保険の範囲では、金の含有量はほとんどない(非金属)に等しいので腐食しやすく、金属がイオン化してしみこみ、接触している歯や歯ぐきが黒ずんで虫歯になりやすく、見た目も悪くなります。(差し歯の歯ぐき付近が黒く変色している方が見受けられるのもこの為です)入れ歯であっても、使用している金属が金合金であれば、装着していても違和感がありません。
Q4:できるだけ痛くない治療を希望しますが、麻酔などはしてもらえるのでしょうか?
A4:もちろん麻酔はします。表面麻酔を塗って麻酔するので、ほとんど痛くないです。
Q5:妊娠しているのですが、歯の治療はいつ頃がいいのでしょうか?
A5:妊娠している時から治療してください。 ただし、治療後に抗生物質などが必要な治療は控えてください。
それは緊急処置に留めたほうがいいでしょう。
付け加えると歯石は定期的に3ヶ月に1回取られたほうが早産しにくいです。
歯肉炎や歯周炎を起こしていると早産する率が高くなるというデータがあります。
また、出産後は子供の世話で治療に行きにくくなり、虫歯がもっと進行しやすいからです。
Q6:歯を磨きすぎて知覚過敏になってしまったのですが、治す方法はありますか?
A6:歯磨き粉を一切使用しないでください。主成分は研磨剤です。
歯ぐき近くの歯の表面はセメント質というやわらかい硬組織なので、すぐに磨耗して知覚過敏を起こしやすいからです。歯ブラシもやわらかい毛の新しいものと交換してください。
やわらかい毛は歯を傷つけにくいし、一旦歯磨き粉を使用した歯ブラシは水で洗っても歯磨き粉が残ってしまうからです。
Q7:歯と歯の隙間が広いのですが、ほうっておいてもいいのでしょうか?
A7:歯の状態にもよりますので、一度、歯科医院に相談してください。