コアー用ファイバーポストの主材料はグラスファイバーでできています。
グラスファイバーの問題点として、切削時に吸引をしっかりしないと口腔粘膜に刺さって取れなくなり、吸引できない可能性があります。
さらに、吸引による珪肺(けいはい)被害が取り沙汰され、アスベストの粉塵による中皮腫発生のように、ファイバーコアーの切削時に口腔粘膜や咽頭などに削り屑が取り込まれやすくなります。
疾患が発生する可能性もあるので、治療後の経過がどうなるかわからないのです。
以上のことから当院ではコアーにファイバーコアーを採用しておりません。