予防歯科の虫歯の感染
虫歯をつくるのに関与する細菌はストレプトコッカスミュータンスです。
これが糖類(特に砂糖(シュークロース))を食べて、酸やプラークをウンチとして出すのです。酸が歯質に触れると脱灰といって溶けます。
虫歯の感染を予防するにはまずブラッシングでこれらをきれいに取り除きます。
それから甘い物を摂取する頻度を減らし、酸による口腔内のpHが下がる(酸性)時間を短くします。
日頃からカルシウムを多く含む食べ物や飲み物を摂取すると、唾液の中にもカルシウムが多く分泌され、歯の表面の再石灰化を促進します。
唾液はpHを中性に戻してくれます。歯の表面を再石灰化して脱灰した歯を元に戻します。
しかし長い時間pHが低いと需要と供給の関係が崩れて虫歯が進行していきます。
人の口腔内は普段はpHは中性(7)です。
上記の3つを実行していればある程度虫歯は予防できます。
さらに3か月に1回、定期的に磨き残しによる歯石を取るように心掛ければ、ベストです。