Q1:親知らずの抜歯後に腫れないようにするにはどうしたらいいでしょうか?
A1:親知らずの抜歯後に腫れないように、また開口障害がでないようにするには、抜歯後に縫合しないほうがいいでしょう。
縫合すると出血を止めやすいのですが、縫合下の組織内で、血が充満して内圧が高まり、腫れたり、開口障害で食事がしにくくなり栄養不足に陥りやすい、といったことが考えられます。
その結果、治りが悪くなります。
また縫合の仕方がきついと粘膜がひっぱられて痛い為に、食事しにくくなります。
更に、ひっぱられた状態で粘膜が癒着してしまったり、といったことも考えられます。
縫合しなければ抜歯したところは穴が開いたままになることがあり、
食べ物が入ると痛みがでますが、それは後日、鎮静剤の入ったセメントを詰めてやれば痛みは治まります。
歯ぐきを切って抜歯した時は縫合しなくても、翌日には、切ったところはきれいに癒着しています。