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お知らせ

歯周組織の疾患(①歯肉炎)

大阪市旭区 森小路の皆様こんにちは。生島歯科医院院長の生島です。
今回も「歯や歯周組織等の口腔内の疾患」についてご案内します。

前回まで3回にわたって「歯の異常と疾患」をご案内しました。
本日からは「歯周組織の疾患」について、ご案内いたします。

歯周組織の疾患のほとんどは歯面上に沈着したプラーク細菌に由来する病変で、歯肉炎を歯周炎に分類されます。
病巣が歯肉に限局した炎症を「歯肉炎」、歯根膜や歯槽骨の破壊を生じたものを「歯周炎」とよびます。両方を含めた歯周疾患は、人類にとって最も高頻度に発生する疾患の一つであり、18~79歳までの成人や高齢者では73.9%が歯周疾患に罹患していたという報告もあります。

「歯周組織の疾患」では下記の3つについて、ご案内していきます。
 ①歯肉炎
 ②辺縁歯周炎(歯槽膿漏)
 ③智歯周囲炎

歯周組織の疾患
①歯肉炎
症状としては、プラーク細菌によって炎症が生じる場合がほとんどであり、単純性歯肉炎とよばれ、歯肉に発赤・腫脹がみられ、歯みがきなどによって出血しやすい状況です。

病変は歯肉に限局していますが、進行すると歯周組織の破壊が生じ辺縁性歯周炎となります。
6~12歳の小児でも約38%、12~24歳では約60%の罹患率が報告されています。この後、加齢とともに罹患率は減少しますが、辺縁性歯周炎に症状が進行しているだけに過ぎません。

特殊なものとしては、思春期・妊娠時のステロイド薬常用者に生じるステロイドホルモン性歯肉炎というものがあります。他にもフェニトイン(抗てんかん薬)・シクロスポリン(免疫抑制薬)・ニフェジピン(カルシウム拮抗薬)によって歯肉増殖症が生じることもあります。
さらにウイルス感染、血液障害などが歯肉炎の原因となることもあります。

治療としては、プラークコントロールや歯石除去のほか、特には因子が原因の場合にはそれに対応する。単純性歯肉炎は、自分自身でのプラークコントロールを徹底することによって予防できます。

歯肉炎治療前後の写真