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お知らせ

歯周組織の疾患(③智歯歯周炎)

大阪市旭区 森小路の皆様こんにちは。生島歯科医院院長の生島です。
今回も「歯や歯周組織等の口腔内の疾患」についてご案内します。

前回からご案内しております「歯周組織の疾患」ですが、今回はシリーズの最後、「③智歯歯周炎」についてご案内いたします。

歯周組織の疾患
③智歯歯周炎
「智歯」と聞くと“それってなんだろう?”と思う方は少なくないですが、耳馴染みのある言葉でしたら「親知らず」と呼ばれる歯です。「智歯」、「親知らず」、「親不知」、「知恵歯」、「第3大臼歯」、様々な呼ばれ方があります。歯科用語では「8番」(前から8番目の歯)と呼びます。「智歯」はギリシャ語に由来し、文字通りで「知識のある成人になった頃に萠出する歯」という意味です。

現代人の智歯は、解剖学的に萠出する余地が少なくなっており、位置異常や埋伏することが多く、歯肉と歯冠の間に深いスペースができて不潔になりやすく、智歯周囲炎が発症する。

初期の症状は智歯部の断続的あるいは持続的な疼痛であり、炎症が周囲に波及すると、顎骨炎・急性口底炎・急性扁桃周囲炎などに進展します。また嚥下痛・開口障害・顎下リンパ節の腫瘍・自発痛が生じます。

治療について
まずは炎症を抑えるために抗菌薬の内服投与と局所の洗浄を行います。通常であれば5~7日間程度で軽快化しますが、症状が重篤化している場合は摂食困難から脱水や栄養障害が高度となります。その際には入院下に抗菌薬の静脈内投与とともに、水分・栄養補給が必要となって、1~数週間の治療を要します。
その後、炎症が収まってからは再発を繰り返さないように抜歯処置します。

3回にわたり、「歯周組織の疾患」についてご案内しました。次回より、顎骨の炎症などの症例の紹介として「う蝕に継発する疾患」についてご案内いたします。