大阪市旭区にある生島歯科医院

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お知らせ

歯根破折(垂直性歯根破折)について①

大阪市旭区 森小路の皆様こんにちは。生島歯科医院院長の生島です。
口腔内、歯のトラブルのなかで、いわゆる”難治症例”と呼ばれるものがあります。その中でもよく見られる頻度のものに「垂直性歯根破折」と呼ばれる症例があります。
今回はこの症例についてご案内いたします。

普通に使っていた歯が、ある日突然、縦に裂けてしまうことがあります。このように歯の根が割れたり、ひびが入る状態を垂直性歯根破折といいます。
垂直性歯根破折の歯何かしらの要因で過去に神経を取る治療(抜髄)がされている歯に起こることが多いです。
歯を失う原因のひとつであり、歯周病と虫歯につづいて、垂直性歯根破折を含む「歯の破折」は3番目に続く原因となっています。

原因と症状
神経がない歯は、栄養分が届かずに歯自体が折れやすい状態にあります。そのような状態で、強い力で噛む、歯ぎしり・噛みしめ等があると破折する場合があります。
またもともと歯の質が弱い方や、歯に金属の土台が入っていると金属より柔らかい歯質の一部にひずみが集中し、破折の要因となる場合もあります。

症状については顕著な症状が現れる時期はかなり進行しているといえます。
歯肉や骨に覆われている垂直性歯根破折は、診断が容易ではありません。ごく初期は無症状あるいは硬いものを噛むと違和感を覚える程度であり、検査においても異常所見を認めることができない場合が多いです。
垂直性歯根破折の歯の断面図一方完全に離断し2つに分かれれば、誰が見てもわかるようになります。噛むと痛みがあり、レントゲンで確認すると歯周ポケットは一ヶ所だけ深くなっていたり、被せものを取ってみるとヒビ割れを確認ができることもあります。

次回は垂直性歯根破折に間違えやすい症状や実際に起きた際の処置についてご案内いたします。