大阪市旭区にある生島歯科医院

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顎関節症予防に硬いものを噛んで鍛える?

大阪市旭区 森小路の皆様こんにちは。生島歯科医院院長の生島です。
「痛みはないが顎が少しカクカクする。今のうちに予防で硬いものを噛んで鍛えたほうがいい?」といった質問がありました。

間違いです。顎関節に過剰な負担はかからないようにしてください。
あごがカクカクするのは、口を開くとき、あごを横に動かす時や咀嚼時などいくつかの場合があります。下顎頭とよばれる、あごの関節の端の骨が動くときにカクカクするのです。
正常な場合はもちろんカク力ク感はありませんが、関節を作る組織の形や機能が異常な場合に、あごの動きがスムーズでなくなってカクカク感が出てくることがあります。もともと、あごを動かすときには、この杵(きね)に相当する下顎頭(かがくとう)という骨が下顎窩(かがくか)という骨の臼(うす)の中を移動します。移動する道すじは、関節円板とよばれるクッションや靱帯などによっておおむね決められています。
この道すじに傷ができたり、道を作る関節円板の機能に異常があったりするとカクカクします。この傷がすごく深かったり、関節円板がひどく変形したり、癒着したりするとカクカク感も強くなり、時には口を開くことができなくなるなどの機能障害を起こすことがあります。
痛みがない場合は、かなり軽症であるといえます。

病状悪化の予防ですが、原因の多くは外傷ですから、これ以上あごの関節に機械的負担をかけないようにしていればいいのです。硬いものを噛んであごを強くして病状悪化を阻止しようという考えは、むしろ逆効果です。
病状悪化を防ぐには無意識の「かみしめ」や「うつぶせ寝」などの長時間にわたる関節への負荷をさけましょう。繰り返しになりますが、訓練のために硬いものを習慣的に食べるなどということは行わないようにしてください。